マッスルパンダが考える「ボディビルとフィジークの違い」について!

「フィジークとボディビル、どちらでいこうか悩んでいます!!どちらかに決めた方が、トレーニングの方向性が見えやすくなると思うんですが、なかなか決められません」

「ボディビルとフィジークの違いって、どういった点ですか?」

「先生のトレーニングは、ボディビルなんですか、フィジークなんですか?脚のトレーニングは外で走ったり跳んだりで取り組んでいますし、はたから見たら何がしたいのかよく分からないです」

どうも、いつも読んでいただきありがとうございます!!

マッスルパンダです!!

今回は「トレーニングの方向性」に関して、これらの質問にお答えしていきたいと思います!!

「日本人はまず格好から入る」とよく言われている通り、何を始めるにも「形」や「方向性」にとてもこだわりますよね。

筆者としては、最初からあまりそこにこだわる必要はないと思うんです。



トレーニングの方向性は、「後付け」で構いません



筆者は、身長175cm、体重83kg、体脂肪率8%という体格と筋量ですが、コンテストに出るつもりは一切ありません。

自分の方向性を一切決めていないからです。

「一回くらいは、人生経験で出てみてもいいんじゃない?」とよく言っていただけますし、それもまぁ一理あるかなと思うのですが、なかなかその気になりませんね。

なので筆者のところによく「コンテスト出場」に関する相談に来てくれる方々には、「何か新しい発見があるかもしれないので、最初は勝ち負け関係なしに出てみたらどうですか?」とは言うのですが、いまいち納得してもらえませんよね(笑)!!

トレーニング指導者として情けない限りですが、筆者はコンテストに出たくてトレーニングしているわけではないので悪しからず。

筆者が目指すのは………

筆者が本格的に筋肉づくりに取り組み始めたのは、実はあの有名な格闘漫画の「バキ」がきっかけです(笑)!!

そして、「あぁ、この人の筋肉が一番自分の理想に近いかな」という現実のモデルとしては、こちらのシメオン・パンダというイギリスの方になりますね↓↓↓

本人はボディビルダーを名乗っていますが、ウエストの締まりはフィジークに近いものがありますよね。

フィジークとボディビルをミックスした彼のような体つきに、速く走ったり高く跳んだりできる身体能力、格闘技の動きやダンスのしなやかさなど、色んな機能を持った筋肉。

筆者が目指すものといったら、そのような肉体の持ち主になります。

理由は単純、それを目指して日々生きるのが「楽しいから」です。

そのような筋肉を作り上げて、何がしたいというわけでもありません!!

基本的にはジムや自宅でウエイトを持ち上げて行うトレーニングが6割、外で走ったり跳んだりするトレーニングが3割、空いた時間に友人とダンスや格闘技の練習をしたりといったトレーニング(??)が1割というような感じです。

どれも「楽しいから」取り組んでいます。

コンテストに出ない理由

筆者がコンテストに出ない理由は2つあり、1つは先ほども話しました通り、それほど興味がないからです。

もう1つは、自分をカテゴライズしていないからです。

自分のトレーニングを「フィジーク」とカテゴライズすると、一般的に「フィジーク選手」と呼ばれる人たちの体つきやそのためのトレーニングの範疇でしかトレーニングを楽しめなくなる可能性があります。

ボディビルもしかりです。

その範疇でしかトレーニングできなくなることが「悪いこと」だと言いたいわけではありません。

方向性が決まることで、確かに自分のやるべきことが明確になり、トレーニングがより充実したものになることの方が多いです。

筆者が言いたいのは、「だからと言って、何かする前から完璧に方向性を決めたり、自分のトレーニングに名前をつける必要はない」ということです。

可能性を限定してしまう

筆者は計画性を持ちません。

一応、パートナーや筆者自身のインストラクターさんとの約束もあるので「何曜日に何のトレーニングをするか」くらいは決めていますが、その日のトレーニングメニューや、ダンスの練習や格闘技の練習をいつやるか、その日どこにサイクリングに行くかなどは一切決めません。

どこも行く宛がなくても気が向いたらとりあえずサイクリングに出かけたりもします。

すると、思わぬ発見というものが意外と多く得られます。

トレーニングの方向性も、最初から細かに決めてしまうと、自分の可能性を限定させてしまう恐れが出てくるように思いますね。

筆者は自身の方向性を最初からがっちりと「ボディビル」と決めてしまっていたら、今のようなトレーニングの楽しみ方に出会うチャンスは果たしてあったのだろうかと考えることがあります。

時間がもったいない??

「最初からボディビル一つに絞っていたら、今よりもゴツイ体つきになれていたかもしれませんよ?」

そう言われることもありますし、確かにそうかもしれませんね。

ところが、筆者はこうも思います。

多くの人が方向性を決めたがるのは、方向性を決めないと「不安だから」なのではないかと。

「方向性を決めて、時間を効率よく使っていかないと、時間がもったいない」と感じているのではないかと。

その考えももちろん正解だと思います。

ですが、それと「無理やりにでも方向性を決めること」とは別の話です。

そんなに急がなくても、色々やっていれば方向性なんて自ずと見えてきます。

まずは自分の可能性や選択肢を限定しないことが肝要、その中で、自分が本当にやりたいことは自然と見えてくるものです。

オリンピック選手は、自分の競技に関わることだけしかしていない??

日本ではどうか、あまり聞き及んでいませんが、海外でオリンピックに出場したりするような有名なアスリートは、自身がメダルや賞を狙う競技以外のスポーツも練習の中に盛んに取り入れています。

100m走の選手が肩のインナーマッスルや体幹を鍛えるためにボクシングをしたり、レスリングの選手が中腰の姿勢でのステップワークを鍛えるために卓球をしたり、といった具合です。

ある程度、遊びと余裕を持った上で取り組んでいますが、これが良いんですね。

自分の競技のことだけに絞ってトレーニングをしていくと、「飽き」が来ます。

人は飽きや退屈を感じると、テストステロンや成長ホルモンの分泌量が減ることが分かっています。

海外のアスリートが、それに基づいてこれらの「遊び」を取り入れているのかはハッキリ言えませんが、実際とても楽しそうに取り組んでいますよね。

その「遊び」でやっているスポーツで、以前よりもテクニックが向上していたり相手に勝ったりすると、「イエス!!」なんて雄たけびを上げながら喜んだりしています。

あれが良いのでしょう。

筆者は、背中のトレーニングで取り入れているハーフデッドリフトの記録が半年間ほど、230kgでずっとストップしていた時期があり、少し飽きを感じたので思い切ってしばらく背中のトレーニングの日にハーフデッドリフトに取り組むのを止めてみました。

およそ2年前ですね。

その頃から、外で走ったり跳んだりといったトレーニングを興味本位で始めていました。

筆者が好んで脚のトレーニング場所にしていた河川敷で、社会人の陸上競技会の短距離に参加されている方とたまたま知り合うことができまして、走り方や高いジャンプのコツなどを教えてもらうことができたんですね。

そんな折、ふとした気まぐれで半年ぶりにハーフデッドリフトをおこなってみたところ、240kgが難なく上がってしまったんですね。

一年ぶりに記録更新、しかも一気に10kgも、しかもしかも半年ぶりのハーフデッドリフトであるにもかかわらず、です。

そしてつい先日ですが、2018年3月13日に295kgを達成しました。

とりあえずの目標としていた300kgまであと少しです!!

と、筆者の個人的な話になってしまいましたが、このように、あなたのトレーニングを向上させるきっかけがジムだけにあるとは限らないこともあるんです。

フィジーク優勝から一転、ボディビルに転向された横川尚隆さんという若きボディビル選手がいらっしゃいますね。

横川選手の体はとてもメリハリがあり、元フィジーカーならではのウエストの細さも相まって、とてもキレイなVシェイプを持ったボディビルダーになられているように、筆者は感じています。

ボディビルという審査基準ではまだ1位には輝いていませんが、筆者としては日本選手権出場者の中で一番カッコいい筋肉の持ち主だと思っています。

他人の意見は「参考程度」に!!

筆者は別に、横川選手が1位にならないことに不満を感じているわけではありません。

1つだけわがままを言うとしたら、「勝つことにこだわりすぎて、自分の良さを失わないでほしいな~」ということくらいです。

コンテストで優勝することは素晴らしいことですが、ハッキリ言ってそれを決めているのはしょせん他人です。

ですが、自分の理想を一番うまく思い描けるのは自分自身しかいません。

しかし、実際はそんな自分ですら、自分の知らない可能性をまだまだ秘めているはずです。

だから、筆者は計画を立てないし、コンテストにも出ないんです。

コンテストに合わせて食事やトレーニング量などを調整するのはハッキリ言って筆者にとっては手間ですし、自分をフィジークやボディビルなどに分類するつもりもありません。

筆者の理想は、筆者自身も含め、人の評価が行き届くようなものではないからです。

なぜなら、理想を決めてもいないからです。

ただシンプルに「目の前にあるトレーニングを全力で楽しみ、その結果、自分の筋肉や身体能力がどうなっていくのか」を楽しみにしながら生きています。

「もう少し、二頭筋を鍛えた方が全体的に見栄えが良くなるんじゃない?」と言われたとしても、「参考にさせていただきます」とだけお答えさせてもらっています。

実際にそれを参考にして、指摘された部分の改善に努めたこともありますし、申し訳ありませんが無視させてもらったアドバイスも山ほどあります。

最後に決めるのは、やはり自分ですからね。

他者からのアドバイスや評価はあくまで「参考程度」にしておきましょう。

最後に!!

ここまでで何度も書きました通り、方向性や計画性などは特に必要ないというのが筆者の見解です。

どうしてもというのなら、横川尚隆選手の例にならってではありませんが、フィジークから始めてみてはいかがでしょうか?

その後でボディビルに転向する分には、フィジークで勝つために引き締めたウエストは大きな武器になるはずです!!

ボディビルからフィジークに転向することもできるにはできますが、ボディビル時代の食事量のせいでウエストが細くならないという悩みも筆者の元にはよく寄せられています。

どちらにしろ、ボディビルやフィジークをもっと躍動感あふれるものにするためには、ジムで行うトレーニングだけに手段を限定しない方がいいのではないかと、筆者は自身の経験から考えています。

海外では、100mジョギングするごとに腕立て伏せを30回、それを33セット行い、合計で1000回近くの腕立て伏せをするなんてユニークなメニューを取り入れている選手もいますよ。

筆者もやってみましたが、まぁきついです。

が、それ以上に「楽しい」ですね。

もっと色々やってみましょう!!

方向性なんて、自然と見えてきますから!!

以上、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


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