サプリメントを倍に増やせば健康効果も倍になるわけではない!!

どうも、いつも読んでいただいてありがとうございます!!

マッスルパンダです!!

「仕事とトレーニングを終えて帰宅したときに、いつもよりも体や気分が重いときは、亜鉛などの疲労回復サプリメントを規定量の倍くらい使用しても問題ないでしょうか?」

「テストステロンブースターなどのサプリメントは、2倍使用すればその分効果が増すのでしょうか?以前は規定量範囲内での使用で十分元気が出ていたのですが、最近はそれでも少し足りないのか、朝の寝起きが少しだるく感じるようになり、昼間の仕事中も眠気を感じるようになりました」

はい、今回はこのような質問にお答えしていきたいと思います!!

サプリメントは、体の健康を保ちつつ、トレーニングによって受けたダメージを速やかに回復し、スムーズな筋肥大を進めるためにほとんど欠かせないアイテムですね。

筆者も亜鉛のサプリメントは毎日の就寝前に飲むようにしていますし、その時のトレーニングの目的や強度に応じて、テストブースターのサプリメントも使用するように心がけています。

亜鉛を飲むのと飲まないのとでは、1~2日飲まないくらいなら差は感じませんが、飲まずに3日間以上過ごすと、しっかり飲んでいる時との明らかな差を感じるようになりますね。

かと言って、使用量を倍に増やせば、それに伴って効果が倍増したり、効果が長続きしたりするかと言えば、そういうわけではないんです。



他のミネラルの吸収との相性



いただいた質問が亜鉛に関することなので、亜鉛を例に説明していきますね。

亜鉛の摂取量を増やすと、同じく微量ミネラルである銅や鉄分の吸収が阻害されることが分かっています。

銅も鉄分も、体内でのエネルギー産生に重要なミネラルです。

仮に、亜鉛を多く摂取したことで亜鉛がもたらす健康効果をその分多めに得ることが出来たとしても、一方では、銅や鉄がもたらしてくれる健康効果が減少していきます。

テストステロンの分泌や体内酵素の生成に深く関わる亜鉛ですが、それだけで健康と筋発達が生み出されるわけではありません。

元気がない時に亜鉛などのサプリメントを普段より多く使用することは、かえって体内のミネラルバランスを崩し、むしろさらに元気を損ないかねないアイデアです。

1~2回くらいなら、使用量を増やした分、より大きな効果を実感できるかもしれませんが、それをきっかけにその増やした使用量を「当たり前」にすることだけは避けてください。



2倍のケアをしても、2倍頑張ってしまうと効果は相殺



これは筆者が周囲の方によくアドバイスさせていただいていることなのですが、仮にサプリメントに5万円や10万円というお金をかけて2時間、3時間のハードトレーニングに励んでも、筋肉がつかず、日々疲労感や倦怠感に見舞われているのだとしたら、それはお金の無駄遣いです。

サプリメントにかけるお金は1万円程度にして、トレーニングは30分くらいでしっかりと全力を出し切り、精神的な余力はちゃんと残したまま終了するようにし、決してクタクタになるまで自分を追い詰めない。

この方が、よっぽど健康的な気持ちで仕事にも取り組めますし、筋肥大も着実に進みます。

そのトレーニングで十分なところを「サプリメントの種類を増やして、トレーニングの内容ももっとハードにすれば、もっと筋肉は早く大きくなるんじゃないか!?」と考えてしまうと、常に「あれこれ継ぎ足していく発想」の習慣がついてしまいます。

何か不調や問題を感じた時に、常に「何かが足りないんだ、何かを追加せねば!!」と考えるようになってしまうんですね。

これはむしろ逆効果、実際はあれもこれも過剰なだけです。

これは食事も同じです。

「食事の内容や摂取カロリーは十分なはずなのに、仕事とトレーニングによる疲労が抜けていない」と感じた時に、「カロリーを増やしてみよう」とか、「タンパク質の量を増やして筋肉の修復材料をもっと体に送り込もう」と考えるのは良くないことです。

食べても食べても体が回復しない、疲労感や倦怠感が消えないのは、食べ過ぎて内臓が疲れているからです。



食事やサプリメントにいくら投資するかには限界がないが、体内の機能には限界がある



要するに、たくさんお金をかけてあれこれと取り入れても、体がそれをしっかり利用できる状態でなければ、ほとんど意味がないということですね。

お金は努力次第でいくらでも手に入りますし、そのお金をいくら食事やサプリメントに使うかはその方の自由です。

サプリメントや健康食品も、それぞれの持つ効果をまんべんなく得たいのなら、そのお金を使うことでどれもこれも買うことができます。

ですが、それらを取り込んで利用する体内の機能には限界があります。

テストブースターのサプリメントは、それぞれの製品に書かれている規定量以上に使用することで、ほんの数日間くらいでしたら、規定量内で使用した場合以上の何らかのメリットを得られる可能性が、無くも無いです。

ですが、体内で分泌されたテストステロンと結びつく受容体細胞の数と活動力には限界があるため、この受容体細胞がテストステロンと結合する力が弱まれば、いくらテストステロンが分泌されたとしても、その効果は発揮されにくくなります。

テストブースターを規定量以上に使用することにより、規定量内の使用による場合よりも多くのテストステロンが分泌されたとしても、受容体細胞の活動とそれに伴う疲労も大きくなるため、受容体細胞とテストステロンが結合する力はすぐに弱まり、テストステロンの効果は早々に得られにくくなるということですね。



あれこれ足すのではなく、しっかり休みましょう!!



足しても足しても、体はすぐにそれについていけなくなります。

疲労を感じているからと言って、今使用しているサプリメントの使用量を倍に増やそうとは考えないようにし、思い切ってトレーニングの内容を少しの間だけ軽くしてみるか、もっと思い切って1週間トレーニングを休みましょう!!

内臓にしろ、先ほど話したテストステロンの受容体細胞にしろ、使う時は適度に使って、定期的にしっかり休ませる工夫を取り入れていくようにしてみてください。

あまり食べない、サプリメントも使用しないで過ごす期間というものを設けてみてください。

「そんなことしたら、今までの努力がもったいない!!」と考えてしまうようであれば、これから先、疲れが抜けるチャンスはなかなか訪れなくなりますし、体の機能も疲弊していく一方となります。

「足す発想」によって膨れ上がった常用サプリメントの種類と数や、規定量以上に増やした使用量が、かえってあなたを弱くします。

「これがないなんて考えられない」という考えに至ってしまう前に、体が持つ本来の機能に目を向けないと、サプリメントが無いことに精神的な不安やストレスばかり感じるようになってしまいます。



そういう筆者マッスルパンダも………



こんな風にとうとうと書いていますが、筆者は以前、20代前半の頃、サプリメントに10万円近いお金をかけていた時期があります(笑)

生活に必要なお金を除いたほぼ全てのお金をサプリメントに注ぎ込んでいました。

しかし、その分トレーニングも2~3時間に及んでいましたし、内容も「全セットにドロップセットかフォースド・ネガティブレップス法を適用!!」なんていう無茶なトレーニングで構成していました。

そのため、いつも疲労が抜けず、仕事でもイライラしてばっかりで、人間関係も最悪な時期でした。

20代前半くらいだと、それでも多少、筋肉は増えてくれてしまうから怖いんですよね。

ですが、仕事中のケガが原因で当時の職場を去ることになり、別の仕事に移った際、月収が大幅にダウンしました。

最初は「うわ~、これじゃ前みたいにサプリメントにお金使えないな~。種類を減らしたら筋肉落ちそうで嫌だな~………」みたいにストレスばかり感じていましたが、そこはどうしたって減らさざるを得ません。

ということで、「じゃあ、今まで使っていたサプリメントの中で、何を残す??」という自問自答が始まりました。

そこからさらに、「そもそも、自分の体には最低限、何が必要なんだろう」という問いが生まれ、「使えなくなったサプリメントの効果を生活の中の工夫で得ることは可能なのかな」などの問いが次々と湧いてきて、少し勉強してみた結果、「今まで使ってた費用がもったいねぇ~!!」って結論に至るくらい、サプリメントの種類を減らすことになったんです。

10万円分のサプリメントを2万円分にまで減らし、現在は少し増えて3万円分です。

下世話な話ではありますが、使おうと思えばサプリに10万円時代以上の投資をすることが、現在なら可能な状況です。

それでも、3万円に抑えています。

それ以上は必要ないですし、それ以上が必要な体は「休ませるべき体」だと思っていますし、それ以上が必要なトレーニングは「オーバーワーク」だと思っています。



最後に!!



人って、個人差はかなりありますが、少なめの人でも4時間、だいたいの人は5~6時間、しっかり寝ている人は7~8時間の睡眠時間を毎日確保していますよね。

少ない人でも1日のうちの6分の1、多い人では3分の1の時間を「目を閉じて何も考えずに、脳みそも内臓もお休みにして横たわっている」わけです。

それだけ、休むことは大切なんです。

仕事とトレーニングを両立、それも肉体労働とトレーニングを両立しようと言うのなら、サプリメントに頼るのではなく、しっかり休む時間を確保しなければなりません。

どうしてもサプリメントに頼るなら、プロテインやBCAAなどの「筋肉の材料型サプリメント」ばかりでなく、ビタミン&ミネラルやオルニチン、クエン酸などの「代謝・解毒促進型サプリメント」を取り入れるようにしてみましょう。

プロテインやBCAAに含まれるタンパク質・アミノ酸は代謝の過程でアンモニアなどの毒素を出し、腎臓に負担をかけます。

サプリメントが疲労を招いているケースも十分にあるんです。

自分には何が必要で、どこからは不要なのか、筆者がそれを当ブログでみなさんと共有できるようにこれからも頑張ってまいりますが、ベストなのはみなさん自身が自分のことをしっかり見つめ直す機会を定期的に設けることです。

日本の方は、とにかく真面目です。

休む=サボる、サボる=恥だ、と考えすぎる傾向にあります。

もちろんお仕事はサボってはなりませんが、休まないために「どうにかこの疲れをサプリメントの力で誤魔化そう」とはしなくて大丈夫です。

しっかり休んでください。

休むことで思考回路がクリアになりますし、そこが自分を見つめ直すベストタイミングです。

これからも頑張りすぎず、仕事にもトレーニングにも気持ちよく取り組んでいきましょう!!

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!!





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