マッスルパンダが考える「オーバーワークは絶対に避けなきゃダメ?」

「トレーニングが楽しすぎて仕方なくて、いつも2時間くらいトレーニングしてしまうのですが、明らかにオーバーワークになってますよね。どうすればちょうどいいトレーニング時間内に収められますか」

どうも、いつも読んでいただいてありがとうございます!

マッスルパンダです!!

今回は、オーバーワークはどうしても避けねばならないものなのかどうかについて解説します。

結論から言いますと、程ほどに取り入れるのはアリです。

なぜオーバーワークが問題視されるのかと言えば、日々のトレーニングでオーバーワークが当たり前になってしまっている方が多いからです。

ある日に行ったトレーニングがとても効果的だったからといっても、それを毎回行えば筋肉は慣れてマンネリ化を起こしますし、倍に増やせば効果は倍増するかと言えばかえってオーバーワークになります。

筋肉は新鮮な刺激がなければ発達反応を起こしません。

以前、達成できなかったことでも一度達成してしまえば筋肉にとってそれは「できて当たり前」であり、それをこなす量だけ倍にしても刺激には何ら変化を加えたことにはなりません。

ただ疲労と消費エネルギーが倍になるだけです。

前の記事でも書いたように、世界でも有名になるほどの肉体の持ち主たちのトレーニングメニューなどが雑誌や動画サイトで紹介されていますが、それらは彼らの肉体を作り上げた様々な要素のほんの一部です。

毎週、毎回のトレーニングで全く同じメニューをこなしているわけではありませんし、もっと言うと、動画サイトで彼らが紹介するのは「紹介用のトレーニング」であったりもします。

彼らが紹介しているトレーニングを彼ら自身が実際に取り入れているとは限らないということです。

たとえば、ライアン・テリーというフィジークアスリートは、

①3~6回が限界の重量でのトレーニングを2週間、

②8~12回が限界の重量でのトレーニングを2週間、

③20回前後が限界の重量でのトレーニングを1週間、それが終わったら①に戻る

という5週間サイクルでトレーニングを行っています。

ですが、5週間にわたる彼のトレーニングをすべて収録した動画など存在しません。

少なくとも、動画サイトで紹介しているトレーニングしかしていないということはまずあり得ないということ。

ですが、彼らの動画を見た人たちは、紹介されたトレーニングばかりを毎週にわたって繰り返してしまったりすることもあります。

さて、発達反応を起こすのに、「量のトレーニング」が必要な場合ももちろんあります。

筆者自身も「腕立て3000回」というトレーニングを一日こなしただけで、翌週の同じ曜日に今度はジムでベンチプレスを行ってみると記録が140kg⇒145kgと、5kgも伸びていたという経験があります。

腕立て3000回をこなすのには、昼に休憩をはさんで午前と午後に分けて行い、合計で3時間11分という時間がかかりました。

教科書通りに考えれば、明らかなオーバーワークですし、自重の腕立て伏せがベンチプレスのMAXに好影響を与えるというのもあまり聞く話ではありません。

ですが、筆者の得た結果から見るに、実際には筋肥大や筋力向上につながることがあるんですね。

その結果にテンションが上がってしまった筆者が、その翌週も同じように腕立て3000回をこなし、その翌週に再度ベンチプレスのMAXが伸びていたかと言えば、そうではありませんでした。

ですが、腕立て伏せ3000回をこなす時間が2時間24分まで短縮され、しかも昼の休憩をはさまずに完了させることができました。

その時は肉体労働とトレーニングを両立させていた時期だったのですが、仕事中に感じる疲れもかなり軽減されました。

一度目の腕立て3000回による刺激で、筋肉に発達反応が起きたことは確かということです。

ですが、2度目となると、どうも1度目のような反応は得られないということですね。

さて、オーバーワークの話に戻りますが、この1度目の腕立て3000回と2度目の腕立て3000回の結果を分析・比較して、すぐに「別の刺激にチャレンジしよう」とできるかどうかが、オーバーワークを回避できるかどうかの境目です。

一度、良い結果を得られたことで「この方法なら、結果がでるんだ!!」と過信してしまうと、オーバーワークになってしまうんですね。

そのトレーニングが結果を出してくれたのは一度目、せいぜいが二度目までです。

そのようなトレーニングにチャレンジする際は、時間や量のルールなど取っ払って、多少オーバーワークになってしまっても体はそれに耐えきって見せてくれますし、「次は同じ負荷に耐えられるようになろう」と発達反応を起こしてくれます。

ですが、それが毎回続くと「またそのトレーニングか………。もう飽きたよ。」と、なかなか良い反応を示してくれなくなります。

筋発達と秋の空、筋肉って結構、飽きっぽいんです。

ですが、新鮮な刺激、新しいトレーニングにチャレンジする楽しみを覚えることができれば、トレーニングライフの幅も奥行もかなり広くなります。

そもそも、結果が出ないと分かれば、これまでと同じトレーニングの流れは捨てるほかありません。

ただ、毎回奇抜なトレーニングや破天荒な回数にチャレンジしようというわけではありません。

たとえば筆者が腕立て伏せ3000回をこなした翌週に145kgのベンチプレスに成功した場合、ベンチプレス自体はこれまで何度も行ってきたトレーニングであっても、145kgのベンチプレスというのは初めての刺激になるわけです。

要するに、海外に行くと日本の良さが分かり、帰国すると日本にいることが以前より楽しく感じたり、色んな事にありがたみを感じるようになったりするのと同じようなものです。

日常にマンネリを感じたなら、日常から飛び出してみないと日常の良さが分からなくなってきます。

トレーニングのマンネリ化自体が、案外、オーバーワークの正体だったりするのかもしれませんね。

10種目のトレーニングを休憩をはさまずにこなすとか、たまには公園や河川敷でトレーニングするなど、刺激を変える手段はいくらでもあります。

結果を重視しながらも、結果にこだわらない。

結果にこだわると、結果がついてこない。

そんな矛盾がトレーニングを楽しくします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする